こんな方へ
・これから入院するけどどうすればいいのか分からない
・長期入院が決まったけど仕事で支障を出さないためにはどうすればいいのだろう?
・休務制度を作る時って他の会社ってどんな感じなんだろう?
今回はこれから入院されるサラリーマンの方に向けて一般的な流れを記載していきたいと思います。
入院スケジュールの確定
対応目安:入院1.5か月前
これからいろいろな人へ明確に説明をするため、以下の整理をしましょう。
- 入院する理由(病名とその処置)
- 入院期間
- 復帰目安
「分からないことはしっかりと病院側へ確認をしましょう!」
上司へ社内手続き・引継ぎ方法の確認
対応目安:入院1.5か月~1か月前
「入院スケジュールの確定」を基に上司へ共有し、どういった社内手続きや引継ぎが必要か確認します。
<社内手続き>
【入院時】
・休務申請書類の提出
・診断書の提出(暫定バージョン)
【退院時】
・出社申請
・診断書の提出(確定バージョン)
<仕事の引継ぎ>
できるだけ自身で検討したものを基に話をすべきですが、年次が浅い場合や転職したばかりの方は上司に仕事の引継ぎ方法を含めて相談すると良いでしょう。
私(営業マン)が引継ぎ案作成の流れは以下の通りです。
- 全仕事をすべて書き出す
- 入院期間中に対応が必要な案件、不要な案件を仕分ける
- 対応が必要な案件を積極的に対応が必要な案件と相手からの反応待ちとなる案件を仕分ける
- 対応が必要な案件については具体的にどういった対応が必要なのかエクセルやスプレッドシートに記載する
- 相手の反応待ちの案件は想定される反応とそれに対応する事項を記載します
- 案件のレベル、属性、納期毎に担当者を割り振る
「上司の観点は、仕事に支障が出るか出ないか!ここを抑えて相談することで上司も親身になりやすくなります!」
「この考えは長期休暇を取得する時にも応用できますよ!」
職場や取引先への共有
対応目安:入院3週間前
上司と職場や取引先への共有方法、内容を決定してそれに沿って対応をします。
自身で対応が必要な場合は、以下のように対応を進めましょう。
【社内】
・自身の考える重要人物を中心に口頭で伝達
・所属部署、関連部署に対して全体メールにて通知
【取引先】
・お世話になっている方を中心に電話連絡を実施
・仕事は支障が出ないよう、どのように引継ぎをしているのか簡単に説明
「重要人物や取引先には自分自身で説明することをおすすめします。」
「よしタコくん!聞いてないんだけど!」なんて突っ込みが入ると面倒ですし、復帰後に大変です。
お休みするのは言いにくいことですが、これをクリアしておくことが復帰後の自分を助けることになります!
入院期間中に必要なものを揃える
必須アイテムは以下の通り
- 衣類(パジャマ、スリッパ、下着、靴下など)
- バスタオル、フェイスタオル
- トラベル用のボディソープ、シャンプー
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- コップ
- 箸、スプーン、ストロー(用意が無い病院もありますのでチェックしてみてください)
- 洗剤(衣類用、食器用)
あると便利なものは以下の通り
- 化粧水、乳液
- 水のいらないシャンプー
- ボディシート(顔も拭けるものが望ましい)
- 上着
- イヤホン(テレビ用に有線、スマホ用に無線)
更なるおススメは以下の通り
- ノートとペン
- 自己研鑽ツール
サラリーマンてほんとに普段忙しいと思うので、一人の時間て作りにくいかと思います。
入院期間中は今後の人生を考えたり、本を思いっきり読んだり、自己研鑽をする時間も作れるかもしれないのでおすすめです。
よしタコはキャリアプランや資産形成について考えたり、簿記3級の勉強をしていました!
退院後
【社内】
(手続き)
・出社申請
・診断書の提出(確定バージョン)
(社内営業)※必要に応じて
・入院中対応ありがとうのお菓子配り
・引継ぎをした方への御礼と進捗確認(引継ぎ資料を基に実施)
【参考】ゆとりタコの行動イメージ
9月〇日 入院確定
10月1日 スケジュール作成
10月3日 上司へ説明実施
10月10日 職場へリリース、引継ぎ事項の共有
10月20日 取引先へ説明実施
11月4日 入院開始
11月18日 退院、自宅療養へ
11月22日 復帰、お菓子配り
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